親子ほのぼの朗読会 語り手は小林大輔氏
「2012年 夏休み親と子どものほのぼの朗読会」が8月21日、東池袋の豊島区民センター6階「文化ホール」で開催された。午前と午後2回。
参加する親子にとって夏休み最後の素敵な思い出となるよう企画されたもので、朗読を通じて子どもの想像力を高め、豊かな心を育てることを目的としている。
朗読会の語り手は、元フジテレビアナウンサーで、長年培ったテレビアナウンサーの経験から、親しみやすく本格的な語りに定評のある小林大輔氏。小林氏は、これまでも区民ひろば池袋本町・高南・要町地区分室などで朗読会を開催し大変好評であった。朗読を通した活動で親と子の絆づくりやコミュニティづくりに貢献している。今回は、会場を区民ひろばから区民センターに移して、午前の部、午後の部の計2回の朗読会が開催され約250人が参加した。
開会にあたり高野之夫豊島区長は、「区民ひろばは、安全安心の拠点施設。小林さんには区民ひろばでの朗読会に積極的に協力いただいている。今日の朗読でも夢と感動を与えてくれることでしょう」と話した。
小林氏も「良い朗読を聞かせるのが長年の夢だった。皆さんも、ぜひ子どもたちに朗読をしてほしい。朗読が子どもの心に伝わり、想像力や情操を育てていきます。本日は私の好きな作品を用意しました。」とあいさつをした。
朗読作品は、「花さき山」、「さっちゃんのまほうのて」、「雪女」、「歯型」。子どもだけでなく、大人にとっても改めてストーリーの意味深さを感じ取ることができる4作品だ。
坂本綾希子氏によるピアノの生演奏によるバックミュージックが流れる中、朗読が始まると、参加者は真剣な表情で耳を傾けていた。公演終了後には豊島区制施行80周年のロゴ入りの風船が配布され子ども達は喜びの声をあげていた。
小林氏は、秋から区民ひろばでの朗読教室を開催していくことになっている。
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