駒込に「さくらポスト」
染井よしの桜祭り大賑わい
染井よしの桜発祥の地のお花見イベントとしておなじみとなった「第15回染井よしの桜祭り」、ならびに「さくらフォトコンテスト」の表彰式が4月6日、駒込駅前の区立染井吉野桜記念公園で開催された。主催は駒込地区の町会、商店会からなる染井よしの桜祭り実行委員会（田村和久委員長、片桐昌英実行委員長）。
朝10時、十文字中学高等学校吹奏楽部とソメイヨシノ観光大使ら関係者による本郷通り霜降り橋交差点から会場までのパレードに続き、桜の花びらの舞い散るなか、高野区長はじめ国・都・区議、地元町会・商店会長ら関係者多数が出席してオープニングセレモニー。さくらフォトコンテストの表彰式では審査委員長を務める写真家の関口昭生氏から各賞がそれぞれに贈られた。また開花予想クイズの当選者の発表もあった。
会場中央では太鼓集団天邪鬼保存会の和太鼓演奏、池袋笑来会などのよさこい、ケ・アロハナイなどのハワイアンフラダンス、駒込中吹奏楽部演奏、豊島消防署の赤バイ、駒金バンド、創価学会東京管弦楽団など華やかに繰り広げられ、各町会の婦人部や青年部などが用意したさまざまの模擬店、豊島区の交流都市の物産展とともに多くの人が楽しんだ。
セレモニーでは田村巣鴨信金理事長の主催者あいさつに続いて、高野区長、竹下区議会議長、小池衆議、長橋都議、中村町連会長、足立区商連会長らから次々お祝いのあいさつがあった。
またこの日は、駒込駅北口前に新たに設置された「さくらポスト」のお披露目が行われた。日本郵便株式会社東京支社がソメイヨシノの発祥の地、駒込のために設置したもので、高さ1.3メートル、全体ピンク地に桜の花びらをデザインしたかわいいポスト。高野区長、小池衆議、駅長、郵便局長らがたくさんの人たちが見守るなか除幕セレモニーを行った。
豊島区駒込は、今や世界的に有名な桜の品種「ソメイヨシノ」発祥の地。地元では、ソメイヨシノを地域ブランドとした街の活性化へ向け、純米吟醸酒「染井櫻」の販売、フォトコンテストの開催、接ぎ木から始めるソメイヨシノ苗木の育成、「ソメイヨシノ桜の観光大使」による観光PRなど様々な取り組みをすすめている。
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