最適な職場の企業 巣鴨信金など13社を認定
「豊島区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定書授与式」が4月3日、豊島区役所で行われ、高野区長から各企業に認定書が授与された。
豊島区では、平成21年度から「ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度」を開始し、区内に本社または事業所がある企業のうち、社員のワーク・ライフ・バランスを推進し、仕事と生活が調和した職場の実現に向けた取り組みを実施している。
今回、認定された企業は、巣鴨信用金庫、(株)システムリサーチ、大東産業㈱、落合税務会計事務所、(株)小暮電機商会、宝印刷㈱、医療法人社団日成会、社会福祉法人フロンティア、徳力建設工業(株)、(株)エム・ティ・ブレーン、(株)ウエマツ、さくらクリニック、広研印刷㈱の新規企業4社、2年間の認定期間満了のため更新した企業9社の13社。認定期間は2年間。
認定されると、区公式ホームページや区広報紙に紹介し区民に広くPRされるほか、印刷物等に認定マークの使用が可能となるため、企業のイメージアップにもつながるなどのメリットがある。
認定を受けるためには「育児・介護と仕事の両立に配慮しているか」「男性・女性ともに働きやすい職場づくりに配慮しているか」など全44項目に積極的に取り組んでいることが重要となる。今年認定となった落合税務会計事務所は、在宅勤務規定を設け、柔軟な働き方ができるよう努めるなどの環境整備が評価された。
認定された巣鴨信用金庫の田村和久理事長は「育児休業などの制度を活用し、女性が職場復帰してくれるのでありがたい。制度を利用し、より働きやすい職場にするには周りの理解も必要であり、そういった点にも力をいれていきたい」と述べた。
»» BACK
|