2014年4月

第3030号 2014年4月23日号


坂本氏ら講師勢ぞろい
 ジュニア・アーツ・A開校


 公益財団法人としま未来文化財団が、今年度から発足した音楽、狂言、日本舞踊、演劇、ダンスの5コースからなる、総合的な舞台芸術を子ども達が体験する場となる「ジュニア・アーツ・アカデミー」の各コースの講師陣の初顔合わせが4月15日に行われ、講師陣が勢ぞろいした。

 この日出席したのは、音楽の東京音楽大学講師・坂本和彦氏、狂言の能楽師和泉流狂言方 野村万蔵氏、日本舞踊のとしま区日本舞踊家集団、演劇の演出家・元青年座研究所所長・高木達氏、ダンスのパントマイムダンスパフォーマー・昭和音楽大学ミュージカルコース非常勤講師・鷲田実土里氏のみなさん。  ジュニア・アーツ・アカデミーのリーダー格の坂本氏は「各コースの先生方にはそれぞれ基本的な面を教えていただき、子ども達の精神的な成長を見ていきたい。そして他のコースもお互い見学し、体験できればと思います」、狂言コースの野村氏は「創造と古典、どちらも挨拶、所作、振舞いなど基本を教えることから始まるのは同じです。今後、各メソッドを使いながらパートに分けて、何がしか実験できればいいですね」と述べている。

 開校式は5月31日午後2時から区民センター文化ホールで行われる。

 ジュニア・アーツ・アカデミーは、平成16年、豊島区内の小学生を対象に東京音楽大学講師の坂本和彦先生の指導のもと音楽のワークショップとして発足し、昨年10周年記念コンサートを開催しました。豊島区が平成20年度に東京都で初めて「文化庁長官表彰」を受賞したのも、その活動が評価されたことが大きな要因のひとつでもあったとされる。

 狂言、日本舞踊、演劇についても各々個別のワークショップを、回を重ねて開催してきました。今年度は、ダンスのコースを新たに設け、さらに各コース合同の発表会や他コースの見学会等を実施するなど、子ども達が日本の伝統文化を含む様々な分野の文化芸術を体験できるプログラムとして、新たな『ジュニア・アーツ・アカデミー』を発足させることになったもので、段階的に、各コースの組み合わせの妙によるコラボなど、実験的な体験プログラムに取り組んでいくとしている。


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