23区初の安心アプリ 女性に優しいまちづくり
性暴力被害にあったときに利用できる支援機関の情報を紹介するアプリケーション「HELPナビ!」を豊島区が23区で初めて作成した。
豊島区は、事故や犯罪・暴力、災害による被害を未然に予防し、安全と健康の質を高めていくまちづくり活動「セーフコミュニティ」の取り組みを推進しており、平成25年2月には「虐待と暴力のないまちづくり宣言」を行い、同年12月には新たな支援体制として、「配偶者暴力相談支援センター」を開設した。
「HELPナビ!」は、この安全・安心まちづくりの一環として作成。万が一、性暴力被害にあったときに確実に支援先につなぎ、被害者の心身の回復を支援する、性暴力被害者支援機関情報提供アプリケーションだ。スマートフォンでチラシやステッカーに掲載されたQRコードを読み込み、アプリをダウンロードすると、区内の婦人科や全国にある性暴力被害者支援機関の連絡先(電話・メールアドレス)やホームページのURLを確認することができる。
被害にあった時に早い段階で支援先につながることは、その後の回復のためにも重要となる。このアプリをより多くの方に周知しダウンロードしてもらうため、周知用のチラシを区内公共施設に設置し、ステッカーを施設のトイレ内に貼付するほか、区内高校、大学、専門学校、携帯販売店や商業施設などにもチラシ・ステッカーの設置等について協力を呼びかける。
»» BACK
|