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豊島区職労大会を開催
 「こんな豊島区をつくりたい」
 (区職労ニュース2005年11月7日付)
 区職労定期大会を、10月27日(木)に区民センター文化ホールで開催しました。
 大会議長に市川恵子代議員(保育園分会)と金子健二代議員(都市整備分会)を選出して大会は始まりました。続いて挨拶にたった佐藤委員長は次のように参加代議員に訴えました。
「職場が大変きつくなっている。高野区政のもとで職員が削減され、さらに区は2,500人の職員を2,000人以下に削減しようとしている。私たちは区民のために『いい仕事がしたい』とがんばっているが、予算も人も削られ思うようにできない。いったい、高野区長は何を考えているのか? 区として『いい仕事がしたい』と考えているのか。多くの管理職と話をすると『どうしてこんな区政になってしまったんだろう』と悩む管理職もいる一方で、数字のみを追求して現場のことをまったく考えない管理職もいる。
 今日の大会は、単なるセレモニーではなく、『こんな豊島区をつくりたい』ということを追求する大会にしたい。『それは理想論だ』と言われるかもしれないが、その理想を追求し、現実的な対応もしながら目指していきたい。私たちは何をすべきか、どんな豊島区を目指して進むべきかを、一人ひとりが考えるきっかけになる大会にしたいと思います。『明日もいっしょに頑張ろう』と励まし合える職場を、みんなでつくっていきましょう」


修正案は2本

 委員長あいさつに続いて、ご出席いただいた来賓を代表して、東京自治労連・桑原副委員長、特区連・西川委員長、東京清掃労組豊島支部・嶋根支部長の3名様から連帯の挨拶をいただいたあと、執行部から1年間の経過報告と新年度方針案の提案、決算報告・会計決算報告、予算案の提案をおこないました。
 執行部の提案に対しては2本の修正案が提案されました。1号修正案は伊藤憲治代議員(学校支部)等が提案する“よりリアリティのある方針案を”などとする執行部方針案の全文の変更を求めるもの、2号修正案は芝崎幸子代議員(学校支部)等が活動が活発な支部・分会への交付金の増額を求めるものです。
 これらの修正案に対して執行部では、様々な運動ごとに詳細な運動方針を示していくこと、活動に対する費用の負担については執行部として考慮していくことを表明し、提案者の理解を得ました。


高野区政の実態明らかに

質疑・討論では、18名の代議員が発言しました。
 区当局の採用ゼロ方針により、特に保健師や保育士などの専門職で必要最小限の人員ですら配置が出来なくなっていること、育休代替非常勤の削減により「次世代育成支援」が名ばかりのものになっていること、非常に狭隘な事務スペースが仕事にも悪影響を与えていること、民営化・委託化の動きがますます強まっていることなど、高野区政の実態が職員や住民を犠牲に成り立っていることを鮮明にさせる発言が相次ぎました。
 また、区職労の取り組みについても、学習や組合員への情報提供により力を入れるべき、メンタルヘルス対策を強化すべき、運動方針案こそが活動の基礎なのだから充実させるべき、などの指摘も受けました。
 採決では、いずれの執行部提案も賛成多数で可決され、大会決議・大会宣言を採択した後、佐藤委員長の「団結ガンバロー」で閉会しました。


新副委員長に石川純さん(税務課)が就任

 この大会を期に、先の役員選挙で選出された新執行部体制がスタートしました。
 来年3月の定年を期に長く、副委員長を務めてきた西村恭輔さんが役員を退任、藤井明さんと古城恵子さんが執行委員を退任しました。
 一方、新たに千葉博貴さん(学校支部)が執行委員に就任したほか、執行委員だった石川純さんが副委員長に就任しました。37歳という大変若い副委員長の誕生です。
 新執行部では、今回の大会で出された意見を真摯に受けとめ、これからの活動をより活性化させていきます。
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