区職労定期大会を10月25日に開催しました。
あいさつにたった佐藤委員長は「いま較差社会が急速に広がり固定化しつつあります。何でこんなに広がったのか? 私たちはこんな社会を望んではいなかったはずです。成績主義賃金制度など格差社会が職場にも入り込んできています。いま職場に何が起こっているでしょうか? メンタルは重大な問題です。誰がなってもおかしくない状態になっています。職場で自由な話し合いすらできなくなっている感じがします。これではいけないのではないか。問題に気づいた人から何か行動にしていくことが必要です。そのためにも区職労は頑張っていきます」と訴えました。
続いて、来賓紹介とあいさつ、執行部からの提案をおこないました。
行き過ぎ人員削減、疲弊する職場
質疑・討論では、16名の代議員から旺盛な発言が出されましたが、そこで浮き彫りになったのは、各職場がますます厳しい状況にさらされていること、区のすすめる人員削減や民間委託などリストラ「合理化」の攻撃が職員の「いい仕事」を阻害していることです。
仕事の水準を維持しつつ定年退職を見込んだ現実的な対応策を無視して打ち出される民営化方針、産休・育休代替職員が確保されないことによる職場の負担増、それを人材派遣で埋めようとする区の考え方など、区の強引な人員削減が職場に大きなダメージを与えている現状がつぎつぎに報告されました。
職場組織の再編強化で組合の力を高めよう
区職労では、多くの組合員のみなさんの要求を受けとめ、職場からの運動をすすめていくために、支部・分会や職場委員会などの再編強化に取り組みます。そして、区の強引な人員削減を跳ね返し、「いい仕事」ができる「元気な職場」づくりを目標に運動をすすめます。
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