子女教育ニュース

      担当: 国際教育相談員 小山 和智  facebook note
海外人事や教育関係の実務担当者の皆様に配信しているニュースの一部を、
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2026年 1月、2025年 9月〜12月5月〜8月1月〜4月、2024年 9月〜12月5月〜8月
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【2026-2】

外国語を学ぶ楽しさ
  満60歳を過ぎてから外国語を学ぼうとする人は少なくありません。 それも英語以外の言語の人気は格別です。 中国語や欧州の言語だけでなく マレー語、アラビア語、ヒンディー語、ベンガル語などに挑戦する姿は頼もしいです。 定年退職後であれば、その言語の国に出かけてしばらく滞在したりするのも楽しいです。(家族には一目置かれる?) ある程度まで習得が進めば、翻訳や通訳を頼まれる可能性も出てきます。 少数言語だったら、謝礼をもらえるかも……。
  少数言語の場合、同好の人との出会いや交流も楽しく、「今日 用(教養)がある」と出かける機会も増えるでしょう。 「今日 行く(教育)所がある」と出かけることができれば、「濡れ落ち葉」などと嫌がられることもないでしょう。 でも、最も大きい効果は "学び" の喜びと脳の活性化適度な緊張や運動が心身両面の若返り効果を生むのです。 明るく前向きに老後を送るためにも、生涯学習を楽しめる習慣を幼い頃から家族一緒に養っていければと願います。 受験勉強に追われている若者たちを見るにつけ、つくづくそう思います。
◆ 外国語を学んでみると、日本語の中に東南アジアの稲作文化、中国文化、インド文化、西欧文化などからの借用語が無数、いや大半であることに驚きます。 解れば面白くなるし、自分の中に既にある知識への "気づき" が、"学び" の実感になるのです。 AIなんかにその楽しみを盗られませんように。

"精神的な強さ" とは?
  精神科医で作家の樺沢 紫苑さんの呼びかけは 胸に刺さります。 <精神的な強さとは、鋼のような強さではなく 暖簾<のれん> のようなふわふわとした感じ……物事を真に受けず、肩の力を抜いて緩やかに生きよう> 最近、不登校や学習不振の生徒について 「Resilience」のなさが よく指摘されます。 衝撃・打撃を受け流したり回復したりする力…… 危機に直面しても、正常な平衡状態を維持/回復することができる能力…… いわゆる "打たれ強さ" は学習の上でも大事なのです。
  樺沢さんは、スマホの長時間使用が "ものを考えたり判断したりする脳の中枢" の機能低下を起こす点も指摘されます。 集中力・記憶力・処理能力・コミュニケーション能力などの基盤が阻害されて "学び" や適応力も 十分に得られないとのこと。 さらに、"我慢する力" が弱まるので 依存症になり易いとも話されます。 過去10年間で発達障害(の患者)が10倍に増えたのは、発達障害の傾向がある人がスマホの依存症になるからとも…… よけいに脳の思考/判断機能を下げてしまって、病院に殺到しているのだそうです。
  オーストラリアで昨年9月、16歳未満のSNS使用が禁止されました。 先月末にはフランスで、15歳未満のSNS使用禁止が下院で可決されました。 政府が禁止するのは別の意図も見えてしまいますが、子どもに何らかの助言をする責任が周りの大人にあると思います。
◆ 「スマホ依存」を樺沢さんは、10代の場合は "うつ" のリスクが3倍に増え、自殺率は1.8倍に増えると話されます。 私は 「誰でも発達障害の因子を持っている」と考えていますので、スマホ依存は絶対に避けさせたいと思います。

"歪な秀才" を生んだ東京帝国大学
  東京大学の起源は 「昌平坂学問所」(湯島聖堂:現在の文京区湯島1丁目)といわれています。 「昌平」は 孔子の故郷(中国山東省曲阜昌平郷)のことですが、神田明神の前にあった 「尚平坂」とは無関係でした。 しかし、その名前を気に入った5代将軍 徳川綱吉が、上野の聖堂(林羅山の私塾)をここに移転させ、「昌平坂学問所」と命名しました。(後に 「開成所」「医学所」を統合して 東京帝国大学になります)
  また、坂下の内堀にかかる昌平橋は、江戸時代には 「相生<あいおい>橋」 とも愛称されるデートスポットでした。 1871年、その南に 「共立学校」(後の都立戸山高校/開成高校)が開校、実に多くの東大合格者を輩出します。 「薩長」(鹿児島県・山口県)の出身者は特別に優遇されていたとはいうものの、競争率は極めて高く、誰にとっても "狭き門" でした。 それなのに、庶民の感覚とは大きく離れた "歪な秀才" たちは、やがて偏狭な軍国主義に染まっていきました。
◆ 「尚平坂」は 昌平坂学問所ができてから、外堀(神田川)沿いの急な坂の名前になりましたが、「相生坂」とも呼ばれます。今は道路が拡幅・平坦化され、昌平橋からお茶の水橋(東京科学大学の正門前) までの長い坂になっています。

兵站と現実主義
  「<たん; zhan4>」 という字は "駅・停車場; 施設(Station)" の意味です(例えば、東京駅は中国語で「東京站」)。 軍事的にも 「食糧や装備を供給する場所=駅」 は大事な場所で、「兵站」 は戦争遂行能力の根幹に関わっています。 英語でいえば 「Military Logistics」ですけど、「計算を基礎にした軍の活動」 というのが語源です。 中国の周恩来ケ小平葉剣英など軍の幹部も 「兵隊と人民をどう食べさせるか」の現実主義&エキスパートでした。  ところが日本では、昭和の初期からこの 「兵站」の発想が軍部中枢で失われ、食糧や装備は 「現地調達」を基本に作戦を立てるようになります。 攻められる方からすれば "強盗" でして、何十年経っても残るほどの恨みを生んでいきました。
  第二次安倍政権の成立直前(2012年7月)不破 哲三さん(日本共産党)が こう演説してます。
<太平洋戦争に動員された軍人・兵隊の内、2百数十万の戦没者を出しました。 しかし、その大部分は 戦って死んだんじゃありません。 半分以上の百数十万は餓死者、飢えて死んだんです。 それは食料補給の手立ても講じないまま何万・何十万の兵隊を前線に送り出した結果でした。 自国の軍隊を、その人命をこれほどまでに軽視し無残に扱った戦争は、世界史にも他に前例がないものです。>
  6日(金)、第98回グローバル化社会の教育研究会(EGS)でも 「中国人の現実主義」がキーワードの一つとなりました。 「自分たちがどうやって食べていくか」 を真剣に考えることを忘れてしまった日本人からすれば、恐ろしい? いつの時代でも、異なる背景の人ときちんと向き合い、教えるべきことは教えながら付き合っていくことが大事です。 相手や事象をよく観ていないからこそ恐さが増し、憎悪や紛争の種になるのですから。
◆ 不破さんの演説は、「薩長」の出身者が優遇され 富を独占する社会の危うさを、見事に言い当てていました。 「大蔵省」を「財務省」と呼ぶようになってしまった現在の日本人は、"現実離れ" の危うさに鈍感になってないでしょうか? そんな人間ばかり育ててしまった日本の教育も情けないですが、教師に何の準備もさせず支援も対策もしない政府は、あまりにも無責任です。 いや、そんな状態なのに外国人をどんどん流入させている政治は、太平洋戦争の時期と同じく愚かで有害といえます。

2月の諸行事――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サステナブルマルシェ in 21×21祭--- 2月1日(土) 午前11時〜、於:新百合21ビル (川崎市)。 ※ "持続可能性" をテーマに様々なブースが集結、ステージイベントは『一緒に考えよう!カワサキのソノサキ』がテーマです。
第98回グローバル化社会の教育研究会(EGS)--- 2月6日(金)、テーマ: 『世界に存在感を増す中国と、中国人の素の姿』=木村 正文(国際人をめざす会 理事、伊藤忠丸紅鉄鋼(株)理事)※ 古来、私たちの身近かにある中国・中国人と共生してきた伝統を思い起こす好い機会にしましょう。
メディア情報リテラシー教材発表会---2月15日(日)、テーマ: 『フェイクニュース時代のメディア情報リテラシーの学び』。 ※ 高校生たちが開発下教材や授業の発表を見てみませんか?
宣伝会議 KAIGI GROUP フォーラム--- 2月17日(火)・18日(水)、於:TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(中央区京橋)。 ※ 「Communication × Engineering」という枠組みで価値創造の構築を図る議論の場です。
演劇公演 バックステージストーリー「スポットライト 3.10」---2月20日(金)〜23日(月)、於:築地ブディストホ−ル(東京都中央区)。 ※ 東日本大震災の前日(2011年3月10日)に、舞台の楽屋で何が起こったか…という "芝居屋たち" の群像劇です。
[中高生募集] 多言語・多文化交流 「パフォーマンス合宿in東京」--- 3月26日(木)〜29日(日)、於:大学セミナーハウス(東京都八王子市)。 ※ 演劇やダンスを媒介として若者同士の交流を図るユニークなプログラムです。(受付 2/22まで)
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◆ 2000年の日本は、国際連合(UN)の分担金の20.6%を担い、米国(20.5%)・中国(1%) を凌いでいました。 ところが現在(2025年)は6.9%で、米国(22%)・中国(20%) の3分の1 しか負担していません。 マスコミが誇るほどの存在感や影響力は既に失っている現在、米・中とどう向き合うのか、真剣に考えないといけません。

◆ スマホ文化が蔓延する中、「YouYube」「ZOOM」「WeChat」、あるいは 「NVIDIA」「TSMC」などの創業者が中国人であることは あまり知られてません。 昨年 『潤日<Run4ri4>』(日本に移住する富裕層)という用語も現われましたが、その数は10万人を超えています。 そのほか既に日本に帰化している人も多く、公務員や議員にもなって社会を支えているのです。

◆ 次期学習指導要領の方針として 「多様性の包摂」が挙がったそうで、やっと取り上げられた気がします。 「多様な子どもたちが安心して過ごせる学校づくり」は グローバル化社会の教育研究会(EGS)の設立理念ですが、その実現に向け大きく進歩するよう期待しています。

◆ 少子化対策は宮沢喜一政権の時から 「喫緊の課題」であったのですが、それから30数年間、自民党は 「やってる振り」しかしないし、逆に 「DINKs:Double Income No Kids」 「主婦を(安い人財として)活躍してもらう」を奨励する有り様でした。 こんな無責任な党には、好い加減に 「NO!」と言いませんか?

◆ 入試日程が終わった受験生は 少し休みたいでしょうが、この時期にこそ 過去1年間の振り返りをして欲しいです。 「何が一番つらかった/大変だった?」「どうすれば好かった?」と自分に問いかけながら、ノートにまとめてみます(字は汚くて構いません)。 正直に自分と向き合い 字にする作業が 将来の糧になるでしょう。

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【2026-1】
明けまして おめでとうございます。
本年も よろしくお願いいたします。

出生数は過去最少を更新
  厚生労働省の人口動態統計速報に基づいた推計によれば、日本の昨年の出生数は66.8万人(前年比約 2.7%減)…… つまり、日本の出生数は2年連続で70万人を割り、過去最少を更新する深刻な状況です。 さらに今年は、60年に一度の「丙午 <ひのえうま>」…… 「この年に生まれた女性は 〜」 という迷信はあるものの、今の親世代は、そのために妊娠・出産を先送りするような愚かな選択はしません。 それに 「受験競争も就職活動も 比較的楽になる」 と考えれば、なおさら気にしなくて好いのではないでしょうか。
  昨年11月に高市首相が新設した 「人口戦略本部」は、人口減のトレンドの反転に向けた取り組みを打ち出しています。 また 人口減を前提に、地方自治のあり方や、医療・子育て・交通・上下水道の維持向上も目指すのだとか。 いつの間にか、人口減対策とは関係ない話に論点がズレていきます。 「安い給料で女性を働かせよう」という安倍政権の焼き直しの臭いがプンプン…… やる気もないことに 「真剣に検討します」 と言い、防衛費と国会議員給与だけはしっかり増額してるのです。
◆ 私たちの世代(70数年前)の出生数は240万人前後ですから、今はその3割すら大きく割り込んでいるわけです。 それなのに、消費税をそのままにして 「働いて働いて…」 が強調されると、妊娠なんて考える気持ちは吹き飛ばされます。

批判的精神をもって生き抜く
  軍用テクノロジーを含む先端技術への無知や、それを活用する能力(Literacy)の未熟は、国力の弱体化を招きます。 何かを選択する時にも 「楽な方、遊べそうな方はどちらか」 で決めてしまう風潮は困ります。 少し我慢して探究してみることを嫌がって "あなた任せ" にしたり、異なるものを理解し許容する度量がなかったり…… 国民がそんなことをし続ければ、やがてその国には、無視され衰退に向かう運命が待ってます。
  日本人が活躍するスポーツ競技と政界・芸能界の醜聞(Scandal)、商品宣伝に時間や紙面の大半を割くマスコミ……
  その結果として、いま国会で何が審議され内閣で何が決められているかを報道されないことに平気でいられる……
  自分が 「井の中の蛙」、やがては 「茹で蛙」になることに甘んじていませんか?
  あるいは、新しい技術や情報、海外からやって来た人と誠実に付き合っていますか?
たまにはトラブルにも遭って "学び" を得ていくことを極端に嫌っていては、自分の居場所が狭くなっていきます
  苦労を厭わず「何でも見てやろう/やってみよう」と挑戦する心。
  多少のトラブルにも挫けず、したたかに解決の糸口を探す胆力。
そして 「これは何?/どういう危険がある?」 といった批判的精神をもって、生き抜いていくしかないのです。 午年の初めに当たり、改めて そう考えます。

どの子にでも指導の姿勢は不変
  昨年暮れ、安居長敏さんが FaceBookにこう書かれていて、嬉しいクリスマスプレゼントをもらった気がしました。 この 「教育通信」で ずっと訴え続けてきた考え方の一つを、見事に言語化してくださっていると感動した次第です。
学校の役割は、すべてを教え切ることでも、正解に導くことでもなく、子どもが何かに引っかかり、立ち止まり、迷いながらも考え続けられる「場」を支え続けることにあるのではないでしょうか。そのための環境や関係性を整え、試行錯誤の途中を切り捨てずに見守ることが、いま改めて求められているように感じます。
教育課程や評価も、本来は管理や統制のための道具ではなく、学びを前に進めるための支えであるはずです。急がせすぎないこと、うまくいかなかった経験が次の思考につながっていくことを信じられるかどうか。そこに学校としての姿勢や覚悟がにじみ出るのだと思います。
  その観点からすれば、子どもがどんな資質を持っているか、どんな環境で育ってきているか等は、因子の一つなのです。 海外育ちであろうと何等かの障がいを抱えていようと、その子に寄り添い励まし続けて "学び" を実感させていく…… こんな遣り甲斐のある営みを職業にできる人は、本当に幸せ者だと思います。

改めて「非認知能力」とは?
  昨年 「ほぼ日」社長を退任された糸井重里さんが、「非認知能力」を見事に説明されていました。(2019.11/24)。
互いを助け合うチーム……どこが助けになるかは分からない。 どこか旅に行った時に 「あいつが居ればなあ」と言われるのが本当に大事。 (何かに)役に立つとかでなく、「あいつに居てほしい」というのが果たす役割は大きい
  組織においては確かに、他人より優れた能力があることは大事だし、時間や約束を守ることも必要です。 しかし、それが不得手な仲間を批判したり蔑んだりするメンバーがいると、チームとしての力が発揮できません。
決まりを守るだけの人が懐中電灯で人を探しに行く社会は、憲兵の時代。 詩人も三年寝太郎もいて、それを助けるのもチームだと。 助ける人の栄養にもなっているわけで…
  将来が不確実で予測もできない時代だからこそ、お互いを思いやり不得手な部分をもカバーし合う関係でいたいです。 仕事上では 誰がやっても同じ結果が出て当たり前かもしれないけど、「あなた(が担当)でよかった」 と言われたい…… チームの仲間も他のチームとも 「あなたが居てくれてよかった」 と お互いが評価し合える関係を作りたいものです。 たとえ業績が芳しくなくて、職場や担当を変わる場合も、「どこかで また一緒に仕事がしたいね」と言いたいです。
◆ 私はこれまで、多くのプロジェクトを立ち上げたり関わったりしてきましたが、ビジネスとして成功したと誇れるものは さほどありません。 でも 「儲からなかったけど、小山さんとやって楽しかったよ」 と言われたら、もって瞑すべしです。

加工貿易は中国のお家芸?
  かつて 「加工貿易」という入試必須単語がありました。 安い原材料や部品を輸入し、それを加工し/組み立てて、完成品を(薄利で大量に)輸出して (大)利益を得る…… 資源のない日本の "高度経済成長の鍵" とされていたのですが、30年前から それは中国の "お家芸" になっています。 総じて 手先が器用で 創意工夫にも長けている "安い人財" が豊富だから、先進国は競って 工場を中国に移しました。 しかも、地下資源や植物資材が豊富で、強大な消費市場まであるわけですから、ビジネスの魅力に溢れていたのです。 見る間に中国は世界中の生産技術を修得し、先端技術も生み出せるほどの研究・開発体制を有するまでになりました。
  他方で、先端技術に欠かせない 「希土類(Rare-Earth Eelements)」の露天掘りが可能な鉱山がたくさんあります。 希土類の採掘/精錬には環境対策/廃棄物処理のコストは莫大なため、産出量では中国が世界の約7割を占めています。 さらに中国は、世界各地の 「レアメタル(Minor Metal)」(48種の希少元素)の鉱山を、戦略的に買い占めてもいます。 米国大統領といえども中国政府の顔色を窺わざるを得ないし、中国にある研究所や工場を引き揚げることは困難です。
◆ 中国による希土類の禁輸措置(2010年) で世界的な原料不足や価格高騰が起こって以降、中国への依存度を下げたいと誰もが思っています。でも、採掘/精錬の過程で有害物質や放射性廃棄物が発生するので、環境汚染や人権侵害を気にせずに生産はできません (⇒ 汚れ仕事は中国に…)。だから採掘前に、次々と中国人に買い取られてしまうのです。

中国と中国人の素顔を知ろう
  中国共産党 「第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)(昨年10月)で 「第15次五ヵ年計画」が発表されました。 今年から いっそう半導体や人工知能、航空宇宙などへの投資を拡大し、他国の影響を受けにくい国造りを急ぐようです。 既に過去10年間、ハイテク振興のための研究開発費は、毎年 中国の成長率よりも高い伸びを続けてきています。 一昨年には 3.6兆元(約80兆円)に達し、10年前の2倍以上に拡大。 「Intelligent Connected Vehicle(ICV)」「次世代バッテリー」など 次世代産業の育成に注力しているのです。
  中国の存在感がぐっと大きくなり、私たちの周りにも中国人の姿が増えました。 それに伴い、警戒心や嫌悪感を露わにする人たちも増えてきています。 でも、実際のところは 「中国人のことを本当は知らない」という人が大半です(既に日本は 中国に抜き去られていることも……)。 2月6日(金)の第98回グローバル化社会の教育研究会(EGS) では、木村 正文さん(伊藤忠丸紅鉄鋼(株) 理事)に 話題提供をお願いしました。 昔から "渡来人" と共生してきた 私たちの伝統を思い起こす好い機会になればと願っています。
◆ 昨年の中国は、米国との「貿易戦争」(100%超の関税の応酬) を闘いつつも、東南アジアや露・印、アフリカ諸国との貿易を増大させました。科学技術の自立や産業の高度化を軸に、内需拡大と国際展開の両立を目指す姿勢を打ち出しています。「借金漬け外交 (債務の罠)」の危険もありますけど。

1月の諸行事―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日本NIE学会 1月ミニセミナー---1月17日(土) 午後1時〜、於:フォーレスト本郷(東京都文京区)。 テーマ 『紙とデジタル両面で 「新聞」を活用したメディア情報リテラシー教材づくり』= 尾高 泉(元 日本新聞博物館館長)ほか。 ※ フェイクニュース時代を生き抜く知恵を学びます。
SDX2026 第5回 営業DX比較・導入展---2月18日(水)・19日(木)、於:東京ビッグサイト。 テーマ 『未来の描き方』。 ※ 営業、AI、マーケティングの課題に特化した "場" です。
第10回ロボテックス--- 1月21日(水)〜23日(金)、於:東京ビッグサイト。 ※ 特別企画はヒューマノイドロボットショー。 最新の人型ロボットを体感できます。
予防教育科学アカデミー 公開講座(On-Line)--- 1月24日(土) 午後2時〜、テーマ 『生成AIの今とこれから』=黒田 麻衣子(国立情報学研究所)。 ※ Chat GPT が登場して 早3年、これからの社会はどうなっていくのか? 私たちは生成AIと どう付き合っていけばいいのでしょう?(要 予約)
[お勧め資料] CFIEC国際経済連携推進センターの寄稿公開 シリーズ 「世界各地域から見た現下の国際情勢
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◆ 昨年末に政府派遣教員の内定者が決まったらしく、「4月から○○日本人学校です!」 といった連絡が届いています。 年度末の校務の傍らで 渡航前研修が始まりますし、渡航手続きや引越荷物の手配なども重なります。 お身体を大切に…… と祈ります。

◆ 英語の古語 「eke <i:k>」は "増す, 大きくする, 補う" ですが、"なんとか自分を支える, 苦労して生計を立てる" の意味もあります。 アラビア語やマレー語の「ikhtiari(自分の希望で/意志で)とも同根…… 日本語の 「粋」と同様、痩せ我慢の要素も感じます。

◆ 3日(土)の米国軍によるベネズエラ急襲には 驚かされました。 「正義のためには何をやってもいい」 という傲慢さに、恐怖を覚えます。 ますます日本に移住しようとする人たちが増えそう…… 国内に "渡来人" が増えることで 小さなトラブルは増えますけど、大らかにタフに対応することが必要です。

◆ 「混迷の時代」と言いつつも、例えば BICSの論理、ヒンズー教やユダヤ教・イスラム教の常識、あるいは欧米の右派の主張などを知る気がない人が大半です。 欧米のマスコミ(表向きの "綺麗ごと" が多い) と日本のマスコミ情報だけに頼り、それを盲目的に信じる愚かさは、なんとかできないものでしょうか?

◆ 孫が冬休みの宿題に、「乾電池の向きを変えたら、曲が変わる」と理科ドリルに書いていました。 ジージとしては 「何? 演歌からロックに変わるとか?」 とやんわりと正しているのですが、周りが爆笑してしまって指導になりません。(笑)
  正月早々、暗い話で始めてしまってすみません。 それでもきっと、好いこともたくさんありますから、お互い元気を出して進みましょう。

◆ EGS研究会は「オフレコ前提でこそ当事者同士の本音も聞けるし、建設的で相互に有益な議論が実現できる」という観点から、従来は非公開としてきました。 しかし今後は、話題提供者の了解が得られれば 前半の講話部分だけでも公開を試みます

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