2009年11月

第2835号 2009年11月25日号


ロマンチックな学校があった
 「明治女学校」のトーク会


 「明治女学校を語る」(明治の青春はここにあった)のトーク会が、21日(土)、南大塚ホールで250名の聴衆を集めて、1時30分から開かれた。

 明治女学校は、明治41年12月に、豊島区の巣鴨庚申塚の地で、23年間の歴史を閉じた。短い歴史の女学校だが、明治期にあって、最もロマンチックで、ダイナミックな学校といえる。卒業生には、自由学園の創始者の羽仁もと子、新宿中村屋の創業者の相馬黒光、小説家で文学勲章の野上弥生子らを生み出している。ほかにも、山室軍平、佐々木信綱らの妻となった女性、また歌人で小説家の大塚楠緒もここに学んでいる。

 なぜこんな短い歴史の学校が、なぜ貧しく机も椅子も古いものだったという学校が、こんなにも輝やいたのか。

 その意味をさぐろうとして、今年1月から2月にかけて、区立郷土資料館で、「明治女学校百年」の記念展がひらかれた。その折、卒業生の、教員の、関係者らが次々に訪れてきた。その人たちを代表して8人を招いてのトーク会が開かれたのだった。

 出席された方々は、島崎藤村の孫の本多慶子氏、藤村研究家の森本貞子氏、野上弥生子研究家の狩野美智子氏、教員だった清水紫琴・古在由直の孫の古在由秀氏、同じく田辺花圃・三宅雪嶺の孫の三宅立雄氏、そして、祖母山口義さんが卒業生という池尻由貴子氏、そして全体のコーディネーターを、明治女学校研究の第一人者、相模女子大講師の早野喜久江氏。

 会は粕谷一希実行委員長、三田一則区教育長のあいさつから始まった。

 主宰は、「明治女学校百年」記念事業実行委員会(粕谷一希委員長)で、豊島区、区教育委員会、財団法人としま未来文化財団が後援した。



人それぞれにドラマが
 「大樹」に育てた教育


 トーク会で語られたユニークなお話をひろった。

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地域で支える商店街
 池袋本町で区商連フォーラム


 商店街の元気を取り戻そうと、豊島区商店街連合会フォーラム「明日につながる元気な商店街づくり」が11月21日午後3時から池袋本町の豊島清掃事務所会議室で開催された。主催は豊島区商店街連合会(足立勲会長)、豊島区商店街振興組合連合会。

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ふくし健康まつり

 「立山」横山さんの講演も


「地域力を考える」
 11月29日、淑徳大・池袋キャンパス


 コミュニティ政策シンポジウム「コミュニティと地域力を考える」が11月29日午後1時から、東池袋の淑徳大学(長谷川匡俊大乗淑徳学園理事長・淑徳大学学長)の池袋サテライトキャンパス」で開催される。定員100人。無料。

 2010年4月に開設される淑徳大学コミュニティ政策学部の開設記念として、基調講演に武藤博己氏(法政大学大学院政策創造研究科教授)を招き、「政策と地域コミュニティ:地域力を高める方法」 パネリストは原知之 (NPO法人川越蔵の会会長) 、 石井ナナエ(NPO法人ふじみの国際交流センター理事長)、石原重雄(流山市副市長)、コーディネーター 石川久(淑徳大学教授・学科長予定者)。


秋元司君と未来を語る会

 12月3日、赤プリ

区長の一週間

和田実学園新校舎竣工

 目白教育ホールで記念式典


青色パトカーパレード
 池袋西口 子ども安全ボランティア


 11月は、東京都が定めた「子ども安全ボランティア推進月間」。地域ぐるみで子どもたちを犯罪から守る「子ども安全ボランティア」活動の一環として青色防犯パトロールカーによるパレードが11月17日午後、池袋西口で行われ、通学路でのパトロールや見守り活動の普及をPRした。主催は東京都、豊島区、警視庁。

 メトロポリタンプラザ1階の自由通路で、セレモニーが行われ、都内の青色防犯パトロール活動をしている防犯ボランティア等約100名が集まった。高野之夫豊島区長は、「青色パトロールカーの必要性がますます高まっている。今後も安全・安心なまちになるように行政もバックアップしていきたい」と話した。

 セレモニー終了後、一日青色パトロール隊長の松山メアリさんの「青色パトロールカー出動!」の掛け声とともに、都内各地から集まった21台のパトロールカーが一斉に走り出した。地域の方に安心感を与える青色回転灯を点灯させた青色パトロールカーが池袋駅西口周辺をパレードした。豊島区では、19年12月3日から、都内初の環境にやさしいLPGガス車の青色回転灯付パトロールカーを導入し、地域のパトロールを実施。現在2台の青パト(都内は219団体587台)が、地域を循環し犯罪の抑制に努めている。


介護保険ライブラリー利用開始

 豊島区役所別館

区民ひろば南大塚

 ひろば祭りに千人

豊島区安全情報

「優しさはどこから」

 12月10日、出版記念講演会

心安らぐマンドリン

 豊島区商連音楽祭

「トキワ荘」記念乗車券発行

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第2834号 2009年11月18日号


川端文科大臣が視察
 好評「トキワ荘のヒーローたち」
 郷土資料館


 川端文部科学大臣と鈴木同副大臣が11月14日午後、池袋西口の郷土資料館で開催中の企画展「トキワ荘のヒーローたち」を視察に訪れた。企画展は、12月6日まで開催中。

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「ふくろう協定」調印
 姉妹都市・秩父と連携深める


 豊島区と秩父市は、昭和58年の姉妹都市宣言以来、さまざまな交流事業を実施してきたが、両都市の特徴を活かした交流・連携を一層深めることを目的に11月14日、豊島区と埼玉県秩父市による「ふくろう協定」調印式が行われ、新たな友好都市協定が締結された。

 「ふくろう協定」の命名は、池袋のシンボル的存在である「梟」と、秩父地域の観光拠点の一つ秩父神社の「北辰の梟」にちなんだもの。

 調印式は秩父駅前の特設ステージで行われ、あいにくの雨模様のなか、西武鉄道株式会社・後藤高志代表取締役の立会のもと、高野之夫豊島区長と久喜邦康秩父市長は、それぞれ協定書に署名し、固く握手を交わした。

 両都市を結ぶ交通機関である西武鉄道株式会社では、この協定締結と西武秩父線開通40周年を記念して、両都市の「梟」のイラストをデザインしたヘッドマーク付き電車を11月13日から12月3日までの間、走行させる。



優良施設表彰
 池袋食品衛生協会


 豊島区池袋食品衛生協会(岩堀親弥会長)の平成21年度食品衛生優良施設表彰が11月12日午後、高野豊島区長、村主千明池袋保健所長ら来賓を迎えて池袋西口のホテルメトロポリタンで開催され、区長表彰のスナック「比奈貴」(池袋3、代表・宮崎信子さん)ら区長表彰・感謝状、10年度表彰、5年度表彰、初年度表彰の43施設が表彰された。区長感謝状・表彰、10年度表彰は次の通り。

【区長表彰】
スナック・比奈貴(池袋3、宮崎信子)、スナック・ジュン(西池袋3、渡辺岩男)、マテリアル・アンアン(西池袋3、館山実)、スナック・知(上池袋3、大平落知子)、ホテルベルクラシック東京・主厨房(南大塚3、互助センター友の会・斉藤武雄)

【区長感謝状】
ホテル・シャトーすがも(巣鴨1、エメ・ド・シャトー工藤民世)

【10年度表彰】
ルイ・イカール(西池袋3、遠藤民子)、スナック和(東池袋1、斉藤和子)、パブ・パチパチ(池袋2、望月照雄)、スナック友(南大塚3、西山紀久恵)、三番倉庫(北大塚2、吉村利治)、ホテルラムセス(池袋1、佐藤裕子)、美濃藤(西池袋2、入江蔓次郎)、オランジェ・メトロポリタンプラザ店(西池袋1、木村太一)


講師は福岡政行氏

 城北経済人の集い

江端衆議の国政報告会

 12月1日、勤労福祉会館


納税へ理解と信頼
 豊島税務署納税表彰式


 豊島税務署(山本高志署長)の平成21年度納税表彰式が11月11日午後4時から高野区長、吉田都税事務所長ら来賓を迎えて南大塚のホテルベルクラシック東京で開催された。この日表彰されたのは、豊島税務署長表彰、豊島税務署長感謝状、豊島税務連絡協議会表彰の37人で、山本署長、小国連絡協議会代表から一人ひとりに表彰状が手渡された。山本署長は受賞者のこれまでの功績に深く感謝の意を述べるとともに、「税務への理解と信頼のために全力で取り組んでまいりますので、なお一層の関係団体のお力添えをお願いします」とあいさつ。また東京国税局長表彰を受けた斉木勝好氏の披露も行われた。  受賞者は次の通り。敬称略。

【豊島税務署長表彰】
柳沢富士子、石橋雄一、平尾一郎、大石寛子、国松省三、三本木勝男、宮部一弘、石井陽一

【豊島税務署長感謝状】
天池祥元、稲垣英男、高橋ちゑこ、武田信正、中村邦男、吉野寿、上妻英成、池田憲治、岩田啓子、土屋治、藤井哲哉、宇治正道、東京地下鉄池袋駅務管区、区立池袋第二小学校

【豊島税務連絡協議会表彰】
石井智美、江森信雄、小久保恭三、信澤恒彦、春田稔、斉藤慎一、南口清子、中西堅二、羽根川敏文、増田恵一、大久保勇一、三枝辰一、瀧川昌宏、藤井昌男、保森俊秀


駒込生まれのソメイヨシノ桜を全国へ

区長の一週間

池袋エイズフェスティバル

「宮城米」給食の日

 全区立小・中学校で実施

南極の料理人登場

 区民ひろば高南第一 高田の語り部シリーズ

金賞の創価グロリア吹奏楽団コンサート

まちづくりバンク

 活動状況の報告会

小松崎茂作品展

 ゆかりの地・駒込で開催中

明治女学校を語る

 21日(土)1:30、南大塚ホール

池袋安心・安全 街づくりの会

消費者団体連絡会

 恒例の秩父バス旅行

豊島区安全情報

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第2833号 2009年11月11日号


“巣鴨の菊”をどうぞ
 すがも中山道菊まつり
 会場は眞性寺と高岩寺 15日まで


 巣鴨の菊を存分にお楽しみください――。巣鴨の商店会や町会が中心になって、平成5年から毎年11月に開催されている巣鴨の秋の風物詩「第17回すがも中山道菊まつり」が15日まで巣鴨の江戸六地蔵尊・眞性寺と、とげぬき地蔵尊・高岩寺などを会場にして開催され、色とりどりの菊花が訪れる人たちの目を楽しませている。

 毎年人気を博しているの眞性寺会場の「菊の形造り」。今年のテーマは「浦島太郎」で、舞台製作に地元の子どもが一役買った。地元に縁のあるアーティスト辻村裕二さん、川越麗子さんとともにワークショップを開いて舞台づくりに挑戦、菊で造られた「浦島太郎」を囲む高さ6メートル、横幅10メートルの巨大な壁面に、竜宮城を再現した。

 初日11時から眞性寺会場で開式の集い。実行委員長の鳥居眞性寺住職、来馬高岩寺住職、足立区商連会長、田村巣鴨信金理事長、東沢文化商工部長らがあいさつのあと、賑々しくテープカット。司会は吉井公明氏、開会あいさつは長島真氏、閉会のあいさつは平子浅雄氏が行った。



文化芸術創造都市受賞
 記念コンサート開催


豊島区では、今年1月の文化庁長官表彰「文化芸術創造都市部門」の受賞を記念した「いっぽ・イッポ・み・ら・い・へ フェスティバル・コンサート」を12月12日、池袋西口の東京芸術劇場で開催する。

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成年後見制度って?
 まずは「サポートとしま」へ


成年後見制度の利用を考えてみませんか?

・施設に入所している母親の預金をおろしに銀行へ行ったら、本人確認が必要と言われた。
・一人暮らしの父親が悪質な訪問販売に引っかかり、何度も高額な商品を購入して困ってしまう。
・両親が亡くなったとき、残された知的障害の子どもの生活はどうなるのだろう。心配だ。
・遺産分割協議をする際、精神障害のある家族がいると、話がうまく進むのだろうか。

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ゲストは岩下志麻さん

 12月1日、映画の日イベント

“美しい街”演出

区長の一週間

大塚でオープニング

 区内名所旧跡と商店街さんぽ

女性防災コンクール

 豊島消防署 防火防災フェスタ

わくわく冒険まつり

 みんなのふるさと「椎名町」


おかみさんが集まった
 区商連レディースパーティ




働くママとパパのために


 町田市に本部をおくNPO法人CCCNETでは、豊島区が実施する子育て支援の事業であるファミリーサポートセンターの対象となっていない緊急時における病児の預かり及び、お泊り保育を国の委託を受けた独自の事業として、この9月からはじめております。

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豊島区安全情報

明大校友会 総会・懇親会

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第2832号 2009年11月4日号


9日は池袋西口公園
 池袋消防署 ファイアーフェスティバル


 9日は池袋西口公園に集まれ――。池袋消防署(飯塚正幸署長)は、11月9日から15日までの秋の火災予防運動にあわせてさまざまな行事を予定しているが、11月9日はタレントの大沢あかねさんを一日消防署長に招いて「ファイアー フェスティバル2009イン池袋」を池袋西口公園で開催、住宅用火災警報器の早期設置など区民にPRする。時間は午前9時30分から午後3時30分まで。主催は東京消防庁、第5消防方面本部、池袋消防署、同実行委員会。

 午前9時半から大沢あかね一日消防署長指揮で東京芸術劇場で消防演習、東京消防庁音楽隊・カラーガーズのコンサート、城西中学・高等学校吹奏楽部演奏、正午からはアニマル浜口さんと大沢あかねさんのトークショー、デジタルアーツ東京の演劇、火災予防式典、キャリースマイルによるライヴ、住宅用火災警報器大抽選会など楽しいイベント盛りだくさんに用意される。

 また会場内ではたくさんの消防自動車の展示や、焼きそば、おでん、焼き鳥の屋台も多数出店するほか、スタンプラリーもある。


大賞は「ピーカブー」
 池袋演劇祭表彰式


 豊島区舞台芸術振興会(会長 三浦大四郎)の主催で9月1日から30日の間、池袋を中心とした豊島区内16の会場で47劇団の参加により開催された第21回「池袋演劇祭」の受賞作品の発表と、表彰式が10月27日夜、東池袋のあうるすぽっとで行われた。

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6日午後1時から戦没者追悼式

高校生ディベート大会

 14日、豊島区民センター

今年のおコメは質がいい

 “宮城米”試食会


ヤマダ電機オープン
 レストラン、書籍も


 「家電維新 この店を見ずして、家電は語れない」と、ヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」が10月30日、池袋東口前の旧三越跡にオープンした。150万点の品揃え、7000坪の超大型店の誕生だ。

 30日朝、俳優の高嶋政伸さんらを迎えてオープニングセレモニーが行われ、豊島区からは水島副区長、足立区商連会長、服部池袋東口美観商店会会長らが出席、池袋家電戦争のテープを切った。

 「LABI1日本総本店池袋」は家電販売のほかメガネ、ドラッグ、書籍、雑貨、飲料(B2から6階)、それに7階がレストランフロア、屋上がフットサルコートとなっている。家賃は月5億円、売り上げ目標は年800億円とも。


「協働」を考える
 池袋西口でシンポジウム


 「協働」について考える「協働シンポジウム」が10月31日、11月1日の2日間、池袋西口の立教大学太刀川記念館と勤労福祉会館で開催された。

 コミュニティビジネスの最新情報を発信して、新たな公共の担い手の発掘と人材育成、既存の活動の基盤強化を図ろうというもの。

 初日は太刀川記念館で、コミュニティビジネスの第一人者である中村陽一氏(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)による「コミュニティビジネスの可能性と社会デザイン」と題した基調講演と永沢映氏(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事)のコーディネートのもとパネルディスカッション「協働のまちづくり~新たな公共をつくる~」が行われた。地域で活躍している団体や既にコミュニティビジネスに取り組んでいる人ら150人が参加。中村氏は「コミュニティビジネスには、(1)社会性、(2)事業性、(3)革新性を意識することが必要である」と。

 2日目は勤労福祉会館で、「文化・生涯学習」「子育て」「環境」「地域振興・商店街」「安全・安心」の5つの分科会に別れ、フィールドワークやワークショップが行われた。

高南小児童デザイン

 ラッピングバス運行

区長の一週間


第17回すがも「中山道」菊まつり
 江戸の昔から菊は「巣鴨」
 11月6日から15日、眞性寺・高岩寺など


 巣鴨の秋を彩る一大イベントである第17回すがも「中山道」菊まつりが11月6日から15日まで、とげぬき地蔵尊高岩寺・江戸六地蔵尊眞性寺両境内及び憩いの広場をメイン会場にして開催される。

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見事な菊を御一覧を

 眞性寺住職 鳥居愼譽

食べられるキク

 高岩寺住職 来馬明規

赤塚さんの仕事部屋公開

 企画展「トキワ荘・・・」にあわせ

秋を彩る和風イベント

 和服散歩の会主催 池袋和美洒落横丁

地域でハロウィン

 目白通りの東目白振興会

目白警察署

 地元と協力して落書き除去活動

少年野球 優勝は池袋A(中学)

 大塚スネイクス・駒込ベアーズ

11月21日(土)に「明治女学校を語る」トーク会

 島崎藤村の孫など集まって

豊島区安全情報

JR目白駅前に新校舎が完成

 11月22日グランドオープン

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